父の肺癌闘病記1

 父が、肺癌の可能性が高いと言われたので、その闘病記を記載したいと思います。

H27-07-11(土)
 地元の診療所より、息子さんと来てくれとの連絡が父にあった。
 弟と私と父の3人で、診療所を訪ねる。
 07-08(水)の検査で、肺気腫と肺癌の可能性があると聞いていたので、悪い知らせなんだろうなと思っていた。
 診療所の先生の話では、まだはっきりとは言えないが、CTに影があるのと腫瘍マーカの結果から肺癌の小細胞癌とのことだった。
 癌には、4つの種類があるらしいのだが、小細胞癌は、転移しやすいが、抗癌剤、放射線治療がききやすいとのこと。
 07-13(月)のPET診断、07-15(水)の脳のMRI診断、07-16(木)の癌細胞摂取をしてから、総合的に判断するとのことであった。

これまでの経緯を記載する。

H27-05-21(日)
 バスで巡回してくるレントゲン検診を受ける。父は行くつもりはなかったが父の友人が誘うので受けたらしい。

H27-06-22(月)
 再検査の必要ありと、結果が郵便で届く。

H27-06-23(火)
 地元の診療所で、レントゲン検査を受ける。
 やはり影があるので、CT診断を受けるように言われる。

H27-06-30(火)
 CT検診を受ける。
 2-3日後に地元の診療所に結果を送るとのことだったが、夕方地元の診療所より電話があり、結果がかんばしくないので紹介状を書くので、明日来てくれとのこと。
 ただ、良い先生がいるが、7月20日頃まで、出張かなにかで、いないので、ほかの先生になるが、早い方がいいだろうとのこと。

H27-07-01(水)
 地元の診療所を訪れると、出張で、いないと言っていた先生が、07-08(水)にいるらしいので、午前10時の予約を入れてもらう。

H27-07-08(水)
 父と母二人で、病院に行く。(呼吸器科受診)
 11時頃で電話があり、引き続き検査が必要で、3時から、検査するとの父から電話があった。
 父から、4時半ごろ、何か悪いところがあるので5時より、もう一つ検査があるので遅れるので、弟に電話して欲しいのと、飯を食べてくれとのこと。
 その直後母から電話があり、母の姉と母の弟が結果を聞きに訪ねてくるかもしれないので、母屋にいてほしいとのこと。
 6時15分頃、父より電話があり、検査はすべて終わったが窓口が閉まるので先に支払いを済ませ、そのあとの結果を聞くとのこと。
 6時40分頃、母より、電話があり、今終わった、肺気腫と肺癌の可能性があるが、13日と15日に再検査するとのこと。
 6時50分頃、おじさんが訪ねてきたので、母から言われたことを報告したら、おじさんが、おばさんに言ってくれるとのこと。
 7時20頃帰宅し、母がおじさんとおばさんと弟に電話で報告。
 肺気腫と肺癌の可能性があり、肺癌なら、抗がん剤治療を3日ほど行うとのこと。この3日は、通院か入院は聞いたが、はっきりとは答えてくれなかったらしい。
 その後弟がきて、よく判らない検査結果と手術せず抗癌治療と聞いて、手遅れと違うんかと言ったのに衝撃を受けた。

 以上がこれまでの経緯で、以下は、父の闘病記になるが、自覚症状はなく、食欲もあり、ただ、体重が5kg減ったとの、畑仕事等をするとしんどい時があったとのことだった。
 ちなみに父の年齢は79歳4カ月です。

H27-07-13(月)
 父と母と私の3人でPET検診に行く。医師の診断はなかった。

H27-07-15(水)
 父と母と私の3人で脳のMRI検診に行く。
 父は食事制限がないので、毎日恒例のモーニングコーヒーを食いに行った。
 13日の日も10時30分まで、食事はOKなので、モーニングコーヒーに行きたかったが、医者に止められ少し残念そうにしていた。
 明日16日は、別の病院の放射線科で、検査日を決めるということで、16日に検査するわけでない。
 検査日から2週間後の呼吸器科の受診予約電話をくれとのこと。
 のんびりしているので、手遅れではないような気がする。
 弟より明日、台風がひどいようなら、タクシーでいけとの電話がある。

H27-07-16(木)
 父と母と私の3人で別の病院の放射線化を訪れる。
 CTガイド下肺生検を23日に一日入院で、行うとのこと。
 CTガイド下針(生検針)を腫瘤にさして、直接腫瘤の組織を採取します。と書いてある。
 診断名は、肺腫瘤  
腫瘤を辞書で引くと
 読み方 しゅりゅう
 一般にはれもの,瘤のことをいうが,医学的には,原因が炎症性か腫瘍性かはっきりしない,限局性の腫脹に用いる用語である。
 検査方法と検査時の合併症について話を聞いた。詳しい内容は省略するが、一日の検査入院で済まなかった場合は、記載する。
 細胞を調べそれから、治療方法を決めるとのことだった。
 尚、懸念していた台風は、傘もいらないぐらいの雨だった。
 帰宅後、電話で呼吸器科に、23日に検査が決まったので、その2週間後の8月6日11:30の予約を入れる。

H27-07-23(木)
 父と母と私の3人でCTガイド下肺生検に行く。
 1時から2時の間に来てくれと書いてあったが、1時前には着いた。
 救急治療室の近くに案内され、そこで、血圧と体温と、指に挟んだ機械で酸素濃度を計った。
 病室がまだ、準備せれていないのでそこで待ってくれとのこと。
 2時前に病室に案内される。
 1病棟5階の1517号室の二人り部屋だった。
 はじめにテレビを調べたら8時間1000円なので、カードを買うことにした。
 テレビをつけたら、画面がザラザラで、こんな映りでよく金をとるなと思った。
 2時少し過ぎに、病室の説明に看護師が来てくれ、認識コードのリストバンドをし、食事の時間や給湯器や洗面所等の説明とテレビはイヤホンで聞いてくれとのことだった。
 3時か4時から、1時間ぐらい検査を行うので、検査着に着替えてくれとのこと。
 3時少し前に、看護師が車いすで来てくれて今から検査で1階へいくのとこと。
 ついてこうとしたが、看護師さんが部屋で待っていてくれとのこと。
 3時半に車いすに乗せられ父が戻ってきた。
 背中から針を刺し細胞をとった検査は痛くなかったとのこと。
 その後すぐナースステーションで先生の話があるので3人できてくれとのこと。
 父は、病室からナースステーションまでは、自力で歩いて行った。  CTの画像を出し、先生がこれが、生検前にとった画像で、こちらが、患部に針が届いている画像で、きれいに摂取できましたとのこと。
 先生が、痛みや血の痰が出ないのかと聞いていたが父は、痛いもかゆいもないと答えていた。
 明日検診して退院かどうか決めるとのこと。
 説明終了後先生は病室まで来てくれた。
 病院食以外に何を食っても良いとのことなので、一階の売店でサンドイッチを買ってそれを父は食べた。
 4時10分頃少し早いが、私と母は食事しに出かけた。
 食事終了後、母が、弟の嫁さんに電話を入れ、検査の内容と病室を教えた。
 病院食だけでは足らないと思い、外のコンビニでにぎりを一個買った。
 私と母が食事に行っている時に先生が来てくれたみたい。
 6時10分前に、弟と弟夫婦が、見舞いに来てくれ、待合室で経過を話す。
 弟夫婦が帰ってから、帰ろうとしたら、食事の配膳車がナースステーションの前に来たので、どんな食事か見ていこうとなった。
 食事は、自分で取りにいける人と、看護者がとりにいける人以外は配ってくれるとのこと。
 父は、食事の味付けに不満を言っていたが、残さず食べるよう言って病院を後にした。
 帰りの車の中で、母の弟、母の姉、母の妹に経過報告の電話を母がした。
 8時頃弟が家に来て、途中経過いろいろ話したが、癌は間違いないのだから、覚悟はしてこうとなった。

H27-07-24(金)
 無事退院でき、10時20分には、家に着く。

H27-08-06(木)
 父と母と弟と私の4人で検査結果を聞きに、呼吸器科に行く。
 結果を聞くだけと思っていたが、血液検査とレントゲン撮影をした。
 診察は、11:30の予約だったが、2時過ぎに呼ばれた。
 脳のMRIには、転移が見られないが、PET診断によると、右顎下部と右大腿骨に転移している可能性がある。
 右顎下部は、10日に耳鼻科を受診、右大腿骨は、13日にMRI検査(骨盤部)をすることになった。
 肺癌には間違いないが、腺癌か小細胞癌かによって治療方法が異なるのでもう少し調べるとのこと。
 CTガイド下肺生検では、腺癌と分析されたが、血液検査のProGRPが1579と高く(標準は31以下)小細胞癌の可能性が高いとのこと。  
肺小細胞癌のマ-カ-としてのPro-GRP は,従来の腫瘍マ-カ-に比べて,比較的早期例でも陽性となり,信頼性が高いという特徴を有する.
 17日に呼吸器科受診し総合判断を仰ぐ。

H27-08-10(月)
 父と母と私の3人で右顎下部の検査に、耳鼻科に行く。
 10;30の予約だったが、二時間弱待たされた。
 診察は、触診とエコーを行い、リンパ線には、異常が診られないとのこと。

H27-08-13(木)
 父と母と私の3人で骨盤部のMRI検診に行く。医師の診断はなかった。

H27-08-17(月)
 父と母と弟と私の4人で検査結果を聞きに、呼吸器科に行く。
 CTガイド下肺生検より
 低分化腺癌
 PROGRP高値より、小細胞癌も否定できません
 最終判断は、一週間後、とのこと。
 「ALK 融合遺伝子」と「EGFR 遺伝子変異」には、異常がみられないとのこと。
 大腿骨部MRIより、特異的な、症状ではなく、断定はしがたいですが、骨転移を疑います
 MRI画像を整形外科で、判断してもらうことになった。
 整形外科でも、細胞を摂取しないと判らないが骨転移の強く疑うとのこと。
 ただ、場所的に、摂取は難しいとのこと。
 大腿骨部のレントゲンを撮った。
 医師のコメントでは、レントゲンでは、透暸像は、明らかではありませんが、出来るだけ荷重制限するように松葉杖を使うように言われた。
 定期的にレントゲンを撮るとのこと。
 20日より、大腿骨部の放射線治療を開始するとのこと。
 入院ではなく、通院を選択した。
 尚、20日は、説明だけで、治療はないとのこと。
 転移防止のためランマーク注射を1カ月に一回の割合で注射するとのこと。
 副作用としては、低カルシウム血症になるので、カルシウム剤を一日2錠飲み、カルシウムを摂れとのこと。
 今日、ランマーク注射をしてもらった。

H27-08-20(木)
 父と母と私の3人で放射線科と呼吸器科に行く。
 放射線科の先生の第一声は、痛いとこはどこですか?しかし、父は何処も痛くないと言ったら、痛いはずなんですけどと言っていた。
 放射線放射は5分程度で13回行なうとのこと。
 週3回?と尋ねてきたので、毎日でも良いと返事したら、週5回になった。
 放射線治療で骨が、元の状態に戻るわけではないので転倒に注意すること。(折れやすい)
 もし折れたら治療は、通常の何倍もかかるとのこと。
 治療要する時間は10〜15分程度ですが放射線照射2〜3分程度と書いてある。
 一回の照射料は3グレイと言われた。
 放射線治療中に起る副作用としては、放射線皮膚炎(皮膚が少し黒ずむ)と放射線が腸に当った場合、食欲不振なると言われた。
 一回目の治療は、24日14:30で、はじめは準備に1時間ぐらいかかるとのこと。
 CTを撮り、放射線を当てる位置をからだにマーキングされたみたい。
  放射線治療の概要参照
 放射線科受診後、肺のレントゲンを撮り、呼吸器科へ。
 待合室で待っていたら、看護婦さんが、整形外科の診察の予約を取りに来たので、9月7日10:30の予約を入れた。
 呼吸器科の先生は、まだ、検査結果が出てないが、今日撮ったレントゲンと8月7日撮ったものと比べ、影の状態が変わらないので、急ぐ必要がないように言われた。
 呼吸器科の先生も痛み止めはいらないか?と聞かれたが、父は、どこも痛くないと答えていた。
 27日11:00の予約を入れてもらい、今日の診療は終了した。

H27-08-24(月)
 父と母と私の3人で一回目の大腿骨放射線治療に行く。
 初めに体温をはかり問診票に記入する。
 今日は、初めてなので、放射線技士より放射線の当て方などの説明を受ける。
 放射線治療により、骨がもろくなるので、半年間は転倒に注意のこと。
 前回マーキングしたのをもとにもう少し細かくマーキングするとのこと。
 30分程度放射線治療室に入り本日の治療は終了した。

H27-08-25(火)
 父と母と私の3人で二回目の大腿骨放射線治療に行く。

H27-08-26(水)
 父と母と私の3人で三回目の大腿骨放射線治療に行く。

H27-08-27(木)
 父と母と私の3人で四回目の大腿骨放射線治療と呼吸器科に行く。
 最初に採血をした。
 今日は放射線治療後、週一回の医師の診断があった。
 特に変わった事はう言われなかったが,  しなやかな骨に戻らないが、ある程度の負荷をかけないと骨がもろくなると言われた。ただし、階段の上り下りなどの転倒に注意とのこと。
 その後胸のレントゲン写真を撮った。
 呼吸器科の先生の診断は「以上から、神経内分泌細胞への分化を伴う低分化腺癌とします」と記載されている。
 低分化腺癌は、暴れやすいとのこと。
 癌の巣を指しそれから周囲に飛び散るしぐさをした時に暴れると表現していた。
 胸部の放射線治療を開始するとのことで、明日、放射線科の先生より、説明がある。
 放射線治療は、25回行うとのことで、今回も通院を選択したが、えらい場合は、言ってくれれば入院も考えますとのこと。
 放射線治療だけで、すめばラッキーとも言っていたが、うまくいかなかった場合は、抗癌剤治療を行うとのこと。
 この抗がん剤は、髪の毛が抜けるとのこと。
 血液採取の結果、ProGRPの値が、7月8日:1579.0H 8月6日:2230.0H 8月27日:3336.0H と高くなってきているのが気になる。
 次回は9月10日の予約を入れて本日の診療は終了した。

H27-08-28(金)
 父と母と私の3人で五回目の大腿骨放射線治療と胸部の放射治療の説明を聞きに放射線科に行く。
 31日月曜日から大腿骨と同じ時間帯に、続けて胸部の放射線治療をするとのこと。
 当てる量は2.4グレイで5週間25回行なうとのこと。
 副作用は皮膚炎と肺炎と発熱と咳とのこと。
 まれに1%の確立で肺炎を起こし死に到る可能性があるがそんなに心配する必要はないとのこと。
 説明後マーキングをする為CT室に入った。
 約10後大ざっぱマーキングして出て来たがもう一度入るとのことで15分程度待たされ再びCT室に入った。
 前回は一回で済んだのに二度入った。なにを調べたか父に聞いたが不明だった。
 次回は、31日15:30の予約で、それ以降は、今日と同じ10:50になっている。

H27-08-31(月)
 父と母と私の3人で六回目の大腿骨放射線治療と一回目の胸部放射線治療に行く。
 15:30の予約なのに14:50に着いた。
 時間前に大腿骨部の治療してもらった。
 次に放射線技士より説明があった。
 内容は前回と同じことを言われた。ただ、今回は皮膚炎が強く現れるので、脇の下や背中を掻かないよう注意された。
 9月の5連休は23日のみ治療があるので休日入り口から来るよう言われた。
 順調よくいけば10月6日まで通院がつづく。
 明日からは10分早め10:40になるとのこと。
 15:30過ぎに治療室に入り、25分ちょっとで治療は済、本日の治療を終了した。

H27-09-01(火)
 父と母と私の3人で七回目の大腿骨放射線治療と二回目の胸部放射線治療に行く。

H27-09-02(水)
 父と私の2人で八回目の大腿骨放射線治療と三回目の胸部放射線治療に行く。

H27-09-03(木)
 父と母と私の3人で九回目の大腿骨放射線治療と四回目の胸部放射線治療に行く。
 放射線治療前に、週一回の診断があった。
 放射線治療前から症状が何も変わらないので順調よくきているとのこと。
 16日に胸部のレントゲン写真を撮り治療の進行状況を17日の診断日に調べるとのこと。
 15分遅れで放射線治療室に入り20分程で本日の治療は終了した。

H27-09-04(金)
 父と私の2人で十回目の大腿骨放射線治療と五回目の胸部放射線治療に行く。

H27-09-07(月)
 父と母と私の3人で十一回目の大腿骨放射線治療と六回目の胸部放射線治療と整形外科に行く。
 整形外科は10:30で放射線治療は10:40なっているが整形外科は、時間かかるので、放射線治療を先にと思っていたら、整形外科の受付で先に整形外科を受診するよう言われた。
 予約時間どうり診てもらえた。
 先生の話しでは、直ぐに折れるとことはないが折れやすいので杖を付いて歩くよう言われた。
 また、痛くないかと聞かれ、痛くないと父が答えたら大腿骨患部を触り、それでも痛くないかと聞かれたが痛くないと答えていた。
 前にも書いた様に、定期的にレントゲン写真を撮るとのことで、28日11:00レントゲン写真撮影11:30診察の予約を入れて整形外科の診察は終了した。
 時間どうり10:40には放射線科に入り、5分程経ってから呼ばれ、放射線室に入って20分程で、本日の診療は終了した。

H27-09-08(火)
 父と私の2人で十二回目の大腿骨放射線治療と七回目の胸部放射線治療に行く。

H27-09-09(水)
 父と私の2人で十三回目(最後)の大腿骨放射線治療と八回目の胸部放射線治療に行く。

H27-09-10(木)
 父と母と私の3人で九回目の胸部放射線治療と呼吸器科に行く。
 今日は採血と胸部のレントゲン写真を先にした。
 放射線治療後に週一回の先生の診断があった。
 先生は、調子はどう?食欲は?と聞かれたが食欲も有り調子は良いと答えていた。
 今日撮ったレントゲン写真と以前のレントゲン写真と比べほとんど変わりないが、頃持ち小さくなったかなと言っていた。
 肺炎が心配なので今日から夕方に熱を毎日計れとのこと。
 もし、7度を超える様だったら、次の診察日に言ってくれとのこと。
 呼吸器科の先生はレントゲン写真見比べて変わりないと言っていた。
 血液検査は、ProGRPが3723.0Hで高くなっているが上昇値のカーブが緩やかになっているし他の検査値は、良いとのこと。
 抗がん剤を打つかどうかは、放射線治療の様子診てから決めるとのこと。
 17日のランマーク注射、28日の診察予約を入れて本日の診療は、終了した。

H27-09-11(金)
 父と私の2人で十回目の胸部放射線治療に行く。

H27-09-14(月)
 父と私の2人で十一回目の胸部放射線治療に行く。

H27-09-15(火)
 父と私の2人で十二回目の胸部放射線治療に行く。
 今日の朝、治療している胸の背中側に痛みが少し出ることがあると言っていた。
 問診票と放射線治療技師に、その旨を伝えた。
 放射線技士はそうですか痛かったらまた言ってくださいとのことで、それ以上何も言われなかったらしい。

H27-09-16(水)
 父と私の2人で十三回目の胸部放射線治療と胸部レントゲン写真撮影に行く。
 放射線治療の時、毎日測っている熱が37.1度あった。
 問診票に記入し、看護婦さんに言ったら微熱ですねどこか調子悪い所有りますか?と聞かれたが特にないと答えた。
 先週の木曜日先生に夕方熱が37度以上あったら言ってくれと言っていたので、その旨を伝えたが特に何もされなかった。
 測った熱は問診票に、毎日書いているので夕方熱が出た場合なのかな?
 明日木曜日で先生の診断があるのでその時、聞いてみようかと思う。

 夕方熱を測ったら、36.1度だった。

H27-09-17(木)
 父と母と私の3人で十四回目の胸部放射線治とランマーク注射を打ちに行く。
 放射線治療後に週一回の先生の診断があった。
 先生が言うには、夕方の方が高くなるので夕方測れと言ったとのこと。
 水銀の体温計は強く挟み10分ぐらい測らないといけないと言われた。
 今日の体温が35.9度なので体調は悪くない?と言われただけで、悪くないと答えたら、それ以上何も言われなかった。
 時々背中に少し痛むの件も特に何も言われなかった。
 帰り車の中でレントゲン写真の比較がなかったなあ?と言ったら、父が昨日のレントゲン写真は横向きで撮ったと言っていた。

H27-09-18(金)
 父と私の2人で十五回目の胸部放射線治療に行く。

H27-09-23(水)
 父と私の2人で十六回目の胸部放射線治療に行く。

H27-09-24(木)
 父と母と私の3人で十七回目の胸部放射線治療と胸部レントゲン写真撮影に行く。
 早めに行き、11:00の胸部レントゲン撮影を先に済ませる。
 レントゲン写真は、横と正面の二枚撮ったとのこと。
 10:40の放射線治療前に、週一回の先生の診断があった。
 先生の話しでは、CTを撮らないとわからないが、癌細胞の画像が少し薄なったとのこと。
 10月1日にもう一度レントゲン写真を撮るとのこと。
 背中が時々少し痛むのは、心配しなくてもよいとのこと。
 背中が少し赤いと言ったら放射線は、突き抜けるので背中が赤くなるが、これも心配しなくてもよいとのこと。

H27-09-25(金)
 父と私の2人で十八回目の胸部放射線治療に行く。

H27-09-28(月)
 父と母と私の3人で十九回目の胸部放射線治療と整形外科と呼吸器科に行く。
 採血を先にし、放射線治療を行った。
 次に胸部と大腿骨のレントゲン写真撮った。
 大腿骨は角度を変え何枚か撮ったとのこと。
 整形外科の先生は、始めに、杖はついている?と聞かれた。
 ついていないと答えたら、レントゲン写真を診て、直ぐに折れるとことはないが痛かったら、杖をつくようにとのこと。
 もし折れたら取り返しつかんとのと。
 定期的に(一ヶ月に一回)、レントゲン写真を撮るとのことで、10月26日の予約を入れた。
 呼吸器科の先生は調子はどうですか?と聞かれたので、順調ですと答えた。
 ProGRPの値が3755.0Hで、前回(3723.0H)と比較してあまり変わらないのでいい方向だと言っていた。
 三週間後の10月19日に予約を入れ、抗がん剤を点滴か薬にするか決めるとのこと。
 父が、肺炎の予防接種やってくれるか聞いたら、やってないので、地元の診療所で受けてくれとのこと。

H27-09-29(火)
 父と私の2人で二十回目の胸部放射線治療に行く。

H27-09-30(水)
 父と私の2人で二十一回目の胸部放射線治療に行く。

H27-10-01(木)
 父と母と私の3人で二十二回目の胸部放射線治療と胸部レントゲン写真撮影に行く。
 放射線治療は、10:40からだが、レントゲン写真撮影が8:40なので、早めに家を出る。
 レントゲン写真撮影後、9:30に放射線治療室に入った。
 放射線治療後、先生の診断があった。
 先生は調子はどうですか?聞き、父はあまり変わらないと答えた。
 前回のレントゲン写真と比べ変わらないとのこと。
 特に言うことはないが、熱は夕方毎日測れとのこと。

H27-10-02(金)
 父と私の2人で二十三回目の胸部放射線治療に行く。

H27-10-05(月)
 父と私の2人で二十四回目の胸部放射線治療に行く。

H27-10-06(火)
 父と私の2人で二十五回目(最後)の胸部放射線治療に行く。

H27-10-19(月)
 父と母と私の3人で呼吸器科に行く。
 先に、採血と胸部のレントゲン写真を撮った。
 先生の話しでは、ProGRPの値が3955.0Hと少し高くなっているのとレントゲン写真の影が変わらないことから、抗がん剤治療を治療を行なうとのこと。
 抗がん剤の候補は三つあったが飲み薬のTS-1と言う薬を来週から飲むということで、10月26日に受診して処方箋を書いてもらうことになった。
 化学療法室で薬飲み方の注意点と副作用について説明があった。
 この薬は2週間飲んで、2週間休むというサイクルを繰り返し服用する薬で、他の二つの候補とは、違いいつでも止めることが出来るとのこと。
 体調に異変が生じたら、飲むのをやめればいいだけで、体調が回復したら再び飲むとのこと。
 ただ、飲まなかったからといって、2週間に飲まなかった分を足すのでなく、2週間サイクルを守れとのこと。
 38度以上の発熱や、我慢出来ない体調に異変をきしたら、呼吸器科もしくは、化学療法室の受診してくれとのこと。
 化学療法室で、ランマーク注射を打って本日の診療は終了した。

H27-10-26(月)
 父と母と私の3人で呼吸器科と整形外科に行く。
 先に採血をし、前回と同じく、大腿骨部レントゲン写真を角度を変えて何枚か撮ったとのこと。
 呼吸器科の先生は、ProGRPの値が、4194.0Hと上昇値が緩やかになったが、放射線治療では完治出来なかったのでTS-1の抗がん剤治療を行なうとのこと。
 単位は、わからないが通常120のところ年齢を考慮し100で行くとのこと。
 尚、様子を見て、80に減らすかもしれないとのこと。
 明日の朝から、2週間先の11月9日まで飲み続け、2週間休む。
 薬が飲めているか確認する為、11月9日の診療予約を入れた。
 また、TS-1の影響で、胃薬を朝食後飲むよう、処方箋をもらった。
 整形外科の先生は、レントゲン写真で、判るような脆さは、無いが、脆くなっているので、つまずきや、足のひねりは、注意せよとのこと。
 杖を突いて、歩けとのこと。
 定期的にレントゲン写真を撮るということで、11月30日の予約を入れ、本日の診療は終了した。

H27-11-09(月)
 父と母と私の3人で呼吸器科に行く。
 先に、採血と胸部のレントゲン写真撮影をした。
 呼吸器科の先生に、薬飲めている?と聞かれたので、飲めていると答えたら、ProGRPの値が初めて減少に転じたので、このまま抗癌剤治療を続けるとのこと。
 ちなみに、ProGRPは、前回4194.0Hから3656.0Hに減少した。
 胸部レントゲン写真は、初めと比べ変化がないとのこと。
 2週間休むと、23日に受診し24日から抗癌剤を飲むことになるが、23日が休日のため、25日に受診し、26日から抗癌剤を2週間飲むスケジュールで行くとのこと。
 この抗癌剤TS-1は、2週間飲んで、1週間休むのが通常らしいが、年齢を考慮して、2週間休むとのこと。
 尚、ランマーク注射は、25日に打つとのこと。

H27-11-25(水)
 父と母と私の3人で呼吸器科に行く。
 先に、採血と胸部のレントゲン写真撮影をした。
 呼吸器科では、ProGRPの値が4156.0Hと前々回の4194.0Hに近いので、もう2ヶ月ほどTS-1で、様子を見て、改善されなかったら、点滴よる抗癌剤に変更するとのこと。
 痛いところはないですか?の問いに、腰が痛いと答えたら、先生がその痛い個所を強く触診し、父が痛がらないので、転移の可能性はないとのこと。
 また、痛いところに湿布をしていたら、被れたので塗り薬と痛み止めを20日分処方してもらった。
 レントゲン写真は、影が大きくも小さくもなく、変わらないとのこと。
 4週間後の来月の23日が休日の為、12月24日の予約を入れた。
 化学療法室で、ランマーク注射を打ってもらって、本日の診療は終了した。

H27-11-30(月)
 父と私の2人で整形外科に行く。
 先に前回と同じく、大腿骨部レントゲン写真を角度を変えて何枚か撮ったとのこと。
 先生の話では、転移していると見られるところの、レントゲン写真では、別に異常は見られないが、その部分が脆くなっているので、痛みを感じたら、受診してほしいとのこと。
 ただ、転移とは関係ないが、太ももの骨が少し膨らんでおりそこから折れる可能性があるので、転倒等に注意して欲しいとのこと。
 この箇所も初期症状として、痛みを感じるので、そのようなことがあれば、受診してくれとのこと。
 先生の診察日は、月曜日だが、受診するときは、予約の電話を入れ、先生の都合がつけば、月曜日以外でも、受診可能とのこと。
 2か月後の1月25日の予約を入れ、本日の診察は終了した。

H27-12-24(木)
 父と母と私の3人で呼吸器科に行く。
 先に、採血と胸部のレントゲン写真撮影をした。
 呼吸器科では、ProGRPの値が3479.0Hと前回の4156.0Hより下がっているので、TS-1で、様子を見るとのこと。
 今回は痛み止めを毎日飲むので28日分処方してもらった。
 父曰く、痛み止めを飲むとよく眠れるとのこと。
 塗り薬もいると聞かれたのでいると答え、1本処方してもらった。
 レントゲン写真は、影が大きくも小さくもなく、変わらないとのこと。
 半年以上なるので、来年の2月に頭のMRIをとるとのこと。
 4週間後の来年の1月21日の予約を入れた。
 化学療法室で、ランマーク注射を打ってもらって、本日の診療は終了した。

H28-01-21(木)
 父と母と私の3人で呼吸器科に行く。
 いつもの様に、採血と胸部のレントゲン写真撮影をした。
 呼吸器科では、ProGRPの値が3841.0Hと前回の3479.0Hより少し上がっているが、TS-1を続けるとのこと。
 もっとProGRPの値上がってくるようなら、薬を変えるとのこと。
 採血での他の数値は、問題はないとのこと。
 レントゲン写真は、前回及び10月撮影時と比較して変化はないとのこと。
 今回も痛み止めを28日分と塗り薬を1本処方してもらった。
 4週間後の来月の2月18日が混んでいるので、19日(15:30)の予約を入れた。
 この19日(13:00)に頭のMRIを撮り、(15:30)の診察までには結果が判るとのこと。
 化学療法室で、ランマーク注射を打ってもらって、本日の診療は終了した。

H28-01-25(月)
 父と母と私の3人で整形外科に行く。
 先に前回と同じく、大腿骨部レントゲン写真を角度を変えて何枚か撮ったとのこと。
 先生の話では、レントゲン写真では、別に異常は見られないので、今度の受診日は3カ月後の4月18日にするとのこと。
 ただ、右膝から大腿骨の範囲で痛みを感じたら受診して欲しいとのこと。
 その他、特に注意されることもなく、本日の診察は終了した。

H28-02-19(金)
 父と母と私の3人で脳のMRI検査と呼吸器科に行く。
 脳のMRIを先に済ませる。
 脳のMRI検査後、採血と胸部のレントゲン写真撮影をした。
 呼吸器科では、脳のMRI結果出ており、脳移転はは、指摘できませんでしたとのこと。
 ProGRPの値が3351.0Hと前回の3841.0Hより下がっているので、TS-1を続けるとのこと。
 採血での他の数値は、ほとんど問題ないがNSEが10.0H以下だったのが17.9Hと高くなっているので注意して診ていくとのこと。
 このNSEは、11.0H以下が基準値で、パソコンで調べたら以下の様に記載されていた。  
NSEは神経内分泌細胞由来の腫瘍で大量に産生され、また神経内分泌腫瘍的な性格を示す小細胞肺がんの腫瘍マーカーとして診断や治療経過のモニタリングに利用されるようになりました。
 レントゲン写真のことは、何も言われなかった
 今回も痛み止めを28日分処方してもらった。
 4週間後の来月の18日(16:00)の予約を入れた。
 この18日(15:10)にCTを撮る、ただ、(16:00)の診察までには結果が出るかどうかわからない。
 化学療法室で、ランマーク注射を打ってもらって、本日の診療は終了した。

H28-03-14(月)
 父が今日80歳の誕生日を迎えました。
 このページも長くなったのでページを新しくします。
父の肺癌闘病記2
 いつ3を作るかわかりませんが、3、4、5、・・・と長く続くことを願ってます。

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