ジョイントの作り方 上へ

 ペットボトルの使い方を紹介した中で、一番実用性の高いペットボトルのジョイントの作り方を紹介します。
 尚、カッターなど危険な工具を使用しますので充分気をつけてください。

1.ペットボトルの種類により、いろんなものがありますが、私が一番よく見かける左のキャップについて説明します。
 まず、内側に張り付いているブルー(材質は、判りませんがゴムのように伸びます)のシートを取り除きます。
2.ブルーのシートの少し内側をカッターで、円を書くようにすじを入れます。そして縦にもすじを入れ、その溝に精密ドライバーのマイナスを突っ込んで、ブルーのシートを剥がします。(すべて剥がすのは難しいので、少し外側をの残すのがポイントです)
3.2の作業をせずに、作ったのが左の写真ですが、くり貫いた円をやすりで、整えようとしたのですが、ブルーのシートが柔らかく、やすりがけの邪魔をして、出来ませんでした。
4.穴を開けるやり方はいろいろありますが、私は細いドリルで、開けたい円の沿って穴を開け、カッターで穴と穴の継ぎ目を切っていきます。(穴の直径は完成品で約17mm)
そして、やすりで仕上げます。
5.瞬間接着剤で、貼り付け、張り合わせた蓋の周りを、樹脂系のボンドで補強します。(最後にテープを巻いていますが、このテープは、電気工事でよく使われるテープで、長時間使用しても、ネチャネチャにならに物を使います。)
6.接続後、やすりで穴を再整えて完成です。尚、左の写真は白色のキャップは、中がよく映らなかったので、前に作った物です、これが完成品です。

 初めは、粉系のスポーツドリンクを作るのに使用していましたが、2Lや1.5Lのペットボトルから、500mlのペットボトルに移すのに使ったり、部屋で、コーヒーを入れるときに、温めたカップのお湯を捨てるのに使ったりしています。

 衛生面を気にする人には進められませんが、かなり便利なものだと思います。

 これの、最大のポイントは、密閉した接続の為、注ぎすぎて接続部より、もれることがないので元の容器に戻せる点です。

 私は、牛乳が好きでないので良くわかりませんが、1Lの紙パック牛乳などは、一度開封すると、冷蔵庫に寝かせて保存できないので、ペットボトルの容器移し変えれば、結構有効に使えるのではないでしょうか?

 尚、製作時間ですが、接着剤の乾燥時間を除くと約1時間で作れます。
        (穴あけには、電動ドライバーを使いますので早いです。) 
End